ボーゲンイメージング~Refrecmediaライトリングを装着したクロマキーをデモ

ボーゲンイメージングは、Manfrottoビデオサポート製品、GIZZOビデオサポート製品、KATAカメラバッグ製品、Refrecmediaクロマキー製品を出展した。

ブースでは、Refrecmediaクロマキー製品をデモした。ビデオカメラのレンズ先端にRefrecmediaのライトリングを装着。クロマット布にライトリングの光を照射することによってクロマキーを実現する。ライトリングは、ブルーのものとグリーンのものがあり、それぞれを使い分けることにより、グレーのクロマット布がブルーバック、グリーンバックとして機能する。

ビデオサポート製品は、ManfrottoのFIG RIG 595Bに注目が集まった。FIG RIG 595Bは円形フレームを採用し、その中心にハンディタイプのビデオカメラを取り付けることが出来る。円形フレームを車のハンドルのように保持することで、安定した撮影が可能になるという。円形フレームに装着するクランプにより円形フレームごと三脚に取り付けることを可能にしているほか、クランプにライトやマイクのホルダーを取り付けることができる。オプションには、円形フレームに直接取り付けることが可能なカメラのリモートコントロールスイッチもある。

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ヘビームーン~TUBE-TECH社モジュラーエフェクトシステムRM8を初公開

ヘビームーンは、取り扱い製品の中から新製品などにフォーカスした展示を行なった。 DPA製マイクロフォン新製品の4017は、スタジオ収録からフィールドレコーディングまで用途を選ばずに使えるハイエンド超単一指向性ショットガン・マイクロフォンで、長さ210mm、重量71gと軽量、コンパクトなことがウリ。300Hzのローカットフィルターと8kHzのハイブーストの切替スイッチを持つ。長さ30mm、重量15gの単一指向性ミニチュアマイクロフォン4080は、外部振動によるノイズを軽減するショックマウントクリップとポップノイズ対策のためのウィンドスクリーンを付属する。SPLピークで144dBという高感度で、ダイナミックレンジも100dBとなっているほか、プリイコライジング(プレゼンスブースト)されているため、EQ調整なしで演者の声を明瞭、聞きとりやすい音質で収録できる。

TUBE-TECH社新製品のモジュラーエフェクトシステムRM8を初公開。8枚までのモジュールを挿入可能なテーブルトップキャビネットに、3種類のモジュールをマウントできる。モジュールの駆動に必要な+270V、+48V、+15V、-15V、+12Vの各電源を標準搭載し、前面に内部の電源状況を視覚的に確認するためのインジケーターを配置した。背面は、各モジュールごとのXLR入出力端子、DAWやAD/DAコンバータ用のD-Sub 25pin入出力端子を持つ。

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フジノン~2/3型スタジオ・中継制作レンズに88倍のXA88×12.5BEを追加

フジノンは、2/3型スタジオ・中継制作レンズのラインアップに88倍ズームレンズXA88×12.5BEを追加した。 XA88×12.5BEは、メカ式1軸2操作サーボ兼用システム方式、電動1軸2操作方式、フルサーボ方式といったすべてのズーム操作方式に対応するズームレンズで、12.5mm~1100mmの88倍ズームを採用している。アドバンスドバックフォーカス機構も搭載しているため、0.3mのマクロ撮影が可能になり、専用コントローラーを使用することでワイド側のフォーカスフェーダーやマクロ撮影を手元で操作できる。レンズの電気システムを判断する自己診断システムFindに対応しており、このソフトウェアによりPCからレンズのん作動状態を点検したり異常の有無を判断したりすることが可能。

このほか、ハイビジョンカメラ内蔵型屋外雲台システムの新製品CitySight HD II CPT-63D-H2Aを出展したほか、小型ハイビジョンカメラ内蔵型屋外雲台システムSitySight HDの屋内版であるCPT-71F-H2Aを参考出展した。

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ヒビノ~56型ディスプレイへのHD多画面合成ソリューションをデモ

ヒビノは、アイテムプラスと共同出展したブースにおいて、4K解像度相当(3840×2160ピクセル)の教示が可能な東芝製と三菱電機製の56型ディスプレイを使用して、多画面合成ソリューションをデモした。

多画面合成ソリューションは、4K解像度相当の画面上の任意の位置に、任意の大きさで画像や映像を組み合わせて表示させるソリューション。リアルタイム・ディスプレイウォールプロセッサMediaWall 2500を使用して、PCやビデオなどを最大32の同時入力した映像を、最大6台構成のディスプレイウォールに対し、任意の位置に任意の大きさで同時表示させる。ブースのデモでは1080p映像を4系統のDVI出力した。この出力と、超高解像度対応デジタルレコーディング/ストリーミングシステムDGyや計測技術研究所の非圧縮2K/4KディスクレコーダUDR-10Sの映像を、映像用フルデジタル・DVIマトリクススイッチャLinx DVI 8×8に入力し、入力8ch/出力8chを自由にルーティング/スイッチングさせることで、56型ディスプレイの画面上に自由なレイアウトで映像や画像を表示できるようにした。

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アスク~AJA Video Systems製品による非圧縮HD編集ワークフローを提案

アスクは、AJA Video Systems製品を紹介するAJAブースと、Ciprico製品を紹介するCipricoブースの2ブースに分けて出展を行った。

注目を集めたAJAブースでは、AJA Video SystemsのIo HD、アップルが開発したHDコーデックProRes 422を使用したワークフローの紹介を行った。Io HDを使用したポータブルな10bitフルHD対応ノンリニア編集ターンキーシステムとして紹介したのは、10月25日から出荷を開始したIo HDを核に、AppleのHDコーデックProRes 422を使用し、AppleのMacBook Proとノンリニア編集ソフトウェアFinal Cut Proを組み合わせた。Io HDは、ProRes 422ハードウェアコーデックを内蔵したポータブルな映像入出力デバイス。Macには、FireWire 800で接続する。SD/HDアナログ映像入出力、SD/HDデジタル映像入出力、アナログバランスオーディオ、AESオーディオ、RS-422コントロール、GenLock、LTCタイムコード入出力を持つ。

AJA Video SystemsのMediaBridge XENAとアドビ システムズのCreative Suite 3 Production Premiumを組み合わせたノンリニア編集ターンキーシステムについては、シネマ2Kまで対応可能なシステムとして紹介した。MediaBridge XENAは、Creative Suite 3 Production Premiumに最適化され、静止画連番ファイルのキャプチャと再生が可能。10bit非圧縮SD/HDの取り扱いのほか、4:4:4 RGBやシネマ2Kの処理も可能。PhotoshopキャンバスからRGBとαチャンネルを中間ファイルを作成することなく同時出力できる。

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