アスクは、多画面モニタソリューションによるサイネージ環境を提案した。マルチディスプレイ環境を構築するのに、エルザジャパン製外付けPCI-Express拡張システムELSA VRIDGE X100を使用。このELSA VRIDGE X100は、PCに挿入するPCI-Express×16のホストカードと、4Uラックマウントケースに収められたPCI-Express×16スロットを4つ持つ拡張メインボードで構成する。これに2つのDVI出力を持つとNVIDIA製グラフィックスカードQuadro FX 1800を4枚挿入することで、8枚のディスプレイを組み合わせてサイネージ表示できることをデモした。
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この他にも、アスクブースではIPネットワーク経由でワークステーショングラフィックスを転送できるソリューションELSA VIXELが出展された。ELSA VIXELは、ワークステーションに挿入するELSA VIXEL H200ホストカードと、表示を行うためのELSA VIXEL D200デスクトップポータルで構成する。ELSA VIXEL H200に、グラフィックスカードのDVI出力を接続すると、128bit AES暗号化を行った状態でELSA VIXEL D200へと伝送する。ELSA VIXEL D200にはUSB1.1端子が付いており、キーボードやマウスを接続してIPネットワーク越しにワークステーションをコントロールすることも可能だ。
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