2010年の指針を図る新しい展示を見る
ソニーは、make-belleve Solutions to belleve Inをテーマに、インジェストからアーカイブまでの一連のワークフローを管理・運用することで業務の効率化を向上させることが可能なMedia Backboneを中心としたソリューションワールドのほか、All Moblle Video社より受注した3D対応中継車を会場内に持ち込んだ3D関連プロダクト、HDCAM SR/XDCAM HDを中心としたデジタルシネマ、各種カメララインナップなど、同社が特に力を入れているソリューションを展開したいくつかのゾーンに分けた出展が行われた。
Media Backboneは、メディアバックボーンコンダクターを中心にインジェストから編集、配信、アーカイブさらには経理システムなどとも連携することを可能とするソフトウェアで、他社製品も含めて一元管理することが可能となっている。NAB会場では、ELLCAMIを中心としたインジェストソリューションやXDCAMアーカイブシステムとともに大きな円形のゾーンに集められていた。

マルチフォーマットトランスコード/インジェストステーションELLCAMI(エルカミ)。 高画質・大容量の4Kなど各種AVファイルフォーマットを高速に取り込み、高画質のまま加工・変換を行い、多様に出力できる高速処理プロセッサーMPE-T1000。トランスコード機能に加え、最大4台のVTRから同時インジェスト可能なMPE-L1000をELLCAMIシリーズとして夏ごろ発売する。トランスコードやインジェスト時に発生したブラックフレームやフリーズフレーム、タイムコードブレイクなどの検出が可能なAutoQC機能を搭載しており、変換後のファイルのクォリティチェックを行い、単にエラー警告をするだけでなく、ファイル上のエラー発生箇所をVegas Pro 9に転送し、修正するといったワークフローに対応している。

全方向位3Dソリューションを展開する狙いとは?
今回のNABの目玉とも言えるソニーの3Dソリューション。マルチイメージプロセッサーMPE-200や業務用3D対応モニターLMD4251TD、3D対応のマルチフォーマットプロダクションスイッチャーMVS-8000X、LR2台のカメラからの映像信号を伝送する光ファイバーアダプターHDFA-200、LRデュアルストリームの記録再生が可能なSRW-5800などのほか、All Moblle Video社より受注した3D対応中継車や3D LEDスクリーンによる大型3Dディスプレーが注目を集めていた。

All Mobe Video社より受注した3D対応中継車。ごらんの通り、車内を見学するための長蛇の列
スーパー35mm相当の単版式撮像素子を搭載したSRW-9000PL。レンズマウントはPLで、従来のF35用の改造キットHKSR-90PLも秋に発売が予定されている。LR2台のカメラからの映像信号を伝送する光ファイバーアダプターHDFA-200。2つのカメラからの映像を1台のCCUからコントロールすることも可能
LRデュアルストリームの記録再生が可能なSRW-5800/5100。440MbpsのSQモードにおけるRGB記録再生と1080/60pの標準搭載および2倍速記録再生に対応なほか、オプションのプロセッサーボードを装着することで、圧縮ファイルへの対応や3DのRGB4:4:4や4kの記録再生が可能
XDCAMの更なるスピード化と大容量化。4.8倍、7倍と高速化してきたXDCAMだが、ピックアップを2個搭載することで、更なる高速化と4層ディスクによる大容量化に向けた取り組み(参考出品)




裏面照射技術を採用したExmor Rセンサーを採用することで低輝度でも高画質な撮影ができるほか、本体の赤外線ライトを使うことで暗闇での撮影も可能

