昨年のNABでは出展をキャンセルしたQuantelだが、今年は復活し、64bit版のWindows7に対応したeQ、iQ、Pabloやパナソニックの3DカメラAG-3DA1を使用した取り込みから編集までのワークフローの紹介、ソフトウェアバージョンがV5なったeQ、iQ、Pabloなどを出展した。また、RED ONE対応したPablo Neoによる4K解像度の3D画像のカラーコレクションからフィニッシングシステム。ニュースやスポーツ番組用システムとしてブロードキャスト向けのEnterprise sQとFinal Cut Proによる編集ワークフローやAVC-Intraへの対応などが披露された。いまいち派手さに欠ける出展ではあったが、RED ONEへの対応や3DワークフローなどQuantelにかけるユーザーの期待は大きいようで、デモにはいつも多くの人が詰め掛けていた。
