Cine DSLR
注目の新製品は「Cine DSLR」と呼ばれる一眼レフをターゲットとした三脚。特徴は220mと従来の三脚よりも長いカメラプレートを搭載していること。また、プレートの取り付け位置がほかのプレートよりもわずかに高くなっているのが、レンズがプレートに干渉しないようにするための設計だ。また、カメラ取付部は1/4ネジの1点止めで通常のビデオカメラと違ってぐらついてしまうと思わるが、カメラ背面から抑えるような機構も追加されている。このようにいろいろなところで一眼レフカメラをメインターゲットにしているゆえの細かい配慮がいきわたっている。
ぐらつかないようにボディを後ろから抑える仕組みが搭載されている |
スライダープレートなので自由な位置でロックすることが可能 |
VIDEO18SB&VIDEO 20S1
今年9月に発表したモデル「VIDEO 18S1」と「VIDEO 20S1」もザハトラーの注目製品だ。名機と呼ばれる「VIDEO 18SB」と「VIDEO 20SB」に比べて、両機ともカウンターバランスの数が多くなっている。また、ブーストレバーと呼ばれるスイッチで荷重域を切り替えることが可能。VIDEO 18S1の場合、LOWは2~15キロ、HIGHTは5~18キロに対応が可能になる。たとえば、ワンポイントで小さいカメラを使う場合で加重がかからない場合はLOWに切り替えれる。逆に大きなカメラを使う場合は軽くないのでHIGHTに切り替えて使う。つまり、1台の三脚で小型から大きなカメラまで対応できるというわけだ。
ペトロール
ビデオカメラや放送機器用のバッグやケースで有名なブランド「ペトロール」というと「青」と「オレンジ」というイメージであった。創業10周年を迎えるにあたって今年からデザインを黒のクラシックなデザインに一新した。参考出品だが目を引いたのはCambioと呼ばれるバック。バックだけれども三脚として使えるというもの。75mmのヘッドを乗せて撮影に使うことが可能だ。