シアターデモンストレーションと体験コーナーでSmoke 2013が紹介されていた。シアターデモンストレーションでは、Smoke 2013の基本的な活用方法やユーザデモンストレーションが1日約10ステージほど行われていた。ブースに伺った際にはAteamの能勢雄一氏と富士ソフトの松村正樹氏のユーザーデモンストレーション「Canon Logで撮影するCM制作実践セミナー」を行っていた。撮影現場にSmokeがあることで現場はどのように変わるのか?ということを紹介したセミナーだ。

Smoke 2013はMacBook Proといったラップトップで動作が可能なので、最終的にフィニッシングするアプリケーションでありながらも現場に持ち込むことが可能だ。それによってカメラから収録されるYUVからSmokeのRGBへのカラースペース変換の問題や、現場で簡易キーイングを行うことによって問題なく抜けるのか?といった判断がその場でできるようになるという。つまり、その場にいるディレクターやカメラマンなどが安心して作業ができる環境ができたということを紹介していた。特に最近は納品が凄く早くなってきている傾向があり、現場で絵が確認できることによる時間の短縮といったところもメリットとも解説をしていた。

シアターデモンストレーションで再現されるSmoke 2013の魅力

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今年もオートデスクブースはsmokeが中心だ。能勢雄一氏と松村正樹氏のステージは今年8月31日に東京・秋葉原で行われた「Canon Logで撮影するCM制作実践セミナー」の内容から改めてsmokeを現場に持ち込むことのメリットを語ったものが再現された。

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「Canon Logで撮影するCM制作実践セミナー」で解説をするAteamの能勢雄一氏

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富士ソフトの松村正樹氏

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ブースの外周にはSmokeが体験できるコーナーも用意されていた。Smoke 2013はシステム要件が低くなったのも特徴で、ブースの体験コーナーではiMacでSmokeが稼動していた