今年は11月13日(水)~11月15日(金)開催
今年も11月13日(水)~11月15日(金)の3日間、映像機器、音響機器、放送・通信システム、コンテンツ技術などを一堂に会した展示会「InterBEE 2019」が行われる。昨年は、1ホールから8ホール(54,000m2)の連結された会場をすべて使った過去最大規模の開催が話題を呼んだ。今年もその勢いは衰えていない。昨年同様、1ホールから8ホールを使って、過去最多となった昨年の出展者数1,152社を上回るペースでの出展申し込みがあり、最終的には過去最⼤規模での開催となる見込みだ。
新しい試みも行われる。そのうちの1つが、2020年のオリンピック・パラリンピックを来年に控えて、スポーツ関連の特別企画「INTERBEE SPORT」を実施。放送・通信を通じて、より多くの人が多彩なスタイルでスポーツ競技を楽しめるメディアの可能性を提示する催しを予定している。
また、先端コンテンツ技術とデジタルコンテンツをテーマにした国際イベント「デジタルコンテンツEXPO」を今年も同時開催する。先端技術や、最新コンテンツの展示を見たり、第一線で活躍する専門家、研究者、クリエイターによる講演を聞くことが可能だ。
PRONEWSでは今年も特集「InterBEE 2019の歩き方」の内容や、順路を網羅したオリジナルのガイドマップ「InterBEEの歩き方2019」を作成した。ミウラ折りで折られているので、持ち出しやすく、邪魔にならない。ワンタッチで開閉可能で、折り畳むのも簡単だ。会期中に幕張メッセ内の入り口やPRONEWSのメディアブースにて配布するので、来場の際にはぜひ手にとって活用してほしい。
ミウラ折りで折られているガイドマップ「InterBEEの歩き方2019」。折り畳むとポケットに入るサイズになる
ガイドマップを手にとったら左右に引っ張って広げてほしい。一瞬にして広がる。畳むのも瞬時にできる
【InterBEE 2019 開催概要】
■名称
InterBEE 2019/(第55回)2019年国際放送機器展■会期
2019年11月13日(水)~11月15日(金)■会場
幕張メッセ(展示ホール1~8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1■開場時間
11月13日(水)10:00-17:30
11月14日(木)10:00-17:30
11月15日(金)10:00-17:00■入場料金
無料(登録制)
入場無料だが、事前登録が必要
InterBEEは入場は無料だが、事前登録制となる。参加登録の方法は大きく分けて3種類ある。
■(1)来場前にオフィスや自宅で事前登録
来場前にInterBEEのINTERBEE MEMBER SITEでJESAアカウントへの登録を行う。JESAアカウントとは、日本エレクトロニクスショー協会(JESA)が運営するCEATECやInterBEEなどの展示会の入場に利用できるアカウント。
なお、InterBEEの入場事前登録システムが新しくなったために、2018年以前の登録で使用したログインID(メールアドレス)・パスワードではログインは不可でJESAアカウントへの新規登録が必要となる
■(2)来場中の途中に登録
入場事前登録ができなかった場合は、来場途中の電車やバスの中の中からスマートフォンから事前登録ができる。登録完了画面を会場受付のスマートフォン発券カウンターに提示することで、入場証の発券が可能だ。
InterBEEのINTER BEE MEMBER SITEへのQRコード
■(3)登録カウンターでPC登録
会場入口の登録カウンターでもPC登録して、その場で入場証の発券ができる。ただし、登録カウンターは混雑が予想されるので、できるだけ事前登録を済ませておくのがいいだろう。
展示会場でスタンプラリーInterBEE 2019を開催
PRONEWSでは、InterBEEの展示会場にて見どころブースを回れる「スタンプラリーInterBEE 2019」を開催する。会場内の注目の出展企業8社のスランプを台紙に押して集めると、素敵なノベルティ(数量限定)が貰える。
スタンプラリーInterBEE 2019の応募用紙は、InterBEEの歩き方マップの右下にある。スタンプを8個集めてノベルティを貰おう
■ノベルティお渡し条件
11月13日(水)~11月15日(金)の期間中に指定の8ブースつのスタンプを集めてほしい。PRONEWSメディアブース(Hall 4)にお持ちいただくと、限定で(先着順:なくなり次第終了)素敵なノベルティーをプレゼント。
さらにSamsung外付けSSD T5やDJI Osmo Pocketなどの豪華景品が当たるWeb抽選への応募も行える!
今年の見逃せないブースはこれだ。編集部お勧めのコースに注目
PRONEWSでは今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップした。6種類のコースを用意し、各コースに見逃せない約8ブースをピックアップ。限られた時間しか会場を見て回れないという人が2~3時間で回り切ることができるブース数を想定した。 このコースを参考に、InterBEE 2019を楽しんでほしい。
- Aコース:スタジオカメラ・シネマカメラ最前線~スタジオカメラ/カムコーダ/デジタルシネマカメラコース
スタジオカメラやカムコーダ、デジタルシネマカメラを巡るコース。今年もソニー、パナソニック、キヤノンなどシネマカメラの新製品は大注目だ。また、増えてきた8K対応カメラの展示もチェックしたい。- Bコース:シネマレンズ・トレンド考 ~シネマカメラ用交換レンズコース
デジタルシネマカメラ用の交換レンズについて考えるコース。InterBEEはなかなか手に取る機会の少ないシネマカメラ用交換レンズに触れられる絶好の機会だ。- Cコース:スタジオ&配信機材の最前線 配値/スイッチャーコース
配信機材やスイツチャー、メディアコンバーターを巡るコース。ライブ配信のニーズの高まりで、配信機材やスイッチャーの新製品が増えている注目のジャンルだ。- Dコース:カメラアクセサリーの世界 ~ジンバル/スタビライザー/三脚コース
カメラと一緒に使うアクセサリーを巡るコース。このコースで、SSDや三脚、スタビライザー、レコーダーなどをチェックすることが可能だ。- Eコース:ポスプロ制作ツール巡礼 ~ポストプロダクション/ソリューションコース
主にポストプロダクションで使用されるノンリニア編集ツールやソリューション、周辺器機を巡るコース。斬しくBlackmagic RAWやProRes RAWに対応した編集ソフトや、HDRコンテンツ作成のソリューションを見て回ることができる。- Fコース:ソフトウェア駆動IPビデオ技術を巡る~NDIパートナー編
今年のInterBEEは、例年以上にNewTek社によって開発されたNDI対応製品が見どころだ。NDI(ネットワークデバイスインターフェイス)とは、ネットワークを介したライブ中継映像用の新しいオープン標準規格。NDIのパートナーは増えており、展示会場内だけでもかなりの展示がある。その中から注目のNDI対応製品を展示するブースをピックアップしたので、見て回ってはいかがだろうか。- Gコース:AWSクラウドベースのメディアソリューション
放送業界のクラウド、IP化が叫ばれて久しいが、いよいよここに来てそれが本格化したように思われる。今回はそのトレンドを受けクラウドやIPに関して最前線であるAWSクラウドを中心に巡るコースを用意した。放送業界に向け、クラウドメディアのアピールが早かったアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)の出展の存在は、メディア業界における「放送と通信の共存」の形勢の中、注目が寄せられている。