パナソニック株式会社は、現行機種AV-HS7300の上位モデルとして、4Kおよび2Kでの大規模入出力に対応する大型スイッチャー「AV-HS8300」の試作機開発を発表した。2017年秋の発売を予定しており、価格は未定。

AV-HS8300は、4Kモード(HDR対応含む)で最大80入力/40出力、4ME+4DSKが可能で、従来の2K運用と同等の機能、性能を4K処理技術で実現。4K映像伝送は12G-SDIを標準採用しており、4Kマイグレーションも容易だという。2Kモードでは、最大160入力/80出力、8ME+8DSKが可能。

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4K対応ビデオペリフェラル「AV-PF8000シリーズ」

また、AV-HS8300とあわせて、4K対応ルーティングスイッチャー「AV-WM8400」と、4K対応ペリフェラル「AV-PF8000」を同時に開発。4K映像伝送にはAV-HS8300と同じく12G-SDIを標準採用し、同軸ケーブル1本による4Kスタジオシステムの構築が可能だとしている。

なお、AV-HS8300は2016年11月16日から18日に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2016」の同社ブース(ホール6/No.6213)にて展示予定だ。