Insta360Japan株式会社(以下:Insta360)は、手ブレ補正機能つきアクションカメラ「Insta360 GO 2」(以下:GO 2)を発表した(予約受付中)。「充電ケース」「磁気ペンダント」「簡易クリップ」「ピボットスタンド」「レンズガード」が同梱される標準セットの希望小売価格は税込36,300円。

GO 2の本体重量は約27g、本体サイズは52.9mm×23.6mm×20.7mmと親指サイズ。付属のマウントアクセサリーによりハンズフリーでの使用が可能。また、通常のアクションカメラのような追加アクセサリーは不要。防水仕様で交換可能なガード付きレンズも同梱されており、どのようなアクションシーンにも対応できるとしている。

同梱アクセサリーを使用し、自分の体に身につけたり、ペットの犬に付けたり、車にマウントすることが可能。さらに強力になったペンダントの磁石を使用することでGO 2をシャツの上にしっかり取り付けることもできる。また、簡易クリップでは帽子やヘッドバンドに装着できるため、簡単にPOV撮影が行える。GO 2を設置する場所を決めたら、カメラ前方のボタンを一回押すだけで動画・静止画の撮影が可能だ。

GO 2ではこれまでのInsta360シリーズに搭載されているものと同水準の高性能ハードウェアを使用。アクションカメラの標準的なイメージセンサーである1/2.3インチのセンサーを搭載しており、3K動画と900万画素の写真を撮影可能。

GO 2にはInsta360を最も象徴的ともいえる機能「FlowState手ブレ補正」と「水平補正アルゴリズム」が搭載されているため、どこにマウントしても揺れや衝撃、ふらつきを防止する。

本体を充電するにはGO 2をケースに入れ、約30分で充電が完了する。さらに、GO 2は充電ケースに入れた状態で撮影することが可能。充電しながら撮影でき、ケースに搭載されているバッテリーと併用可能であり、最大約150分の撮影が可能だ。GO2の撮影可能時間は標準的なアクションカメラと比べて2倍だが、サイズはその数分の一だという。

GO 2のケースは充電する以外にも、リモコン、三脚、自撮り用のハンドグリップとしても使用可能。自撮り棒を装着できる1/4インチねじ穴も備えている。充電ケースに内蔵されているBluetoothで接続すれば、約10メートル離れたところから操作可能。好きな場所に設置すれば、あとは遠くからでも操作して撮影できる。

4mまで耐久可能な防水使用となっており水中でも使用可能。GO 2本体はIPX8等級の防水性能が備わっている。また、傷のつきにくい強化ガラス製レンズガードを装着すればレンズ部分を守ることができる。レンズガードを外してNDフィルターを装着することで、快晴時の撮影でもバランスのとれた色とコントラストが美しい映像が撮影できるとしている。

GO 2のアプリはWi-Fi経由でのリアルタイムプレビューやその場での設定変更が行え、また撮影後はクリップを完成させるために必要な全ての編集機能を提供する。編集前に撮影した映像をスマートフォンにダウンロードする必要はなく、Wi-Fi経由で接続して直接編集するだけ。ケーブルは不要。

FlashCut 2.0を使用することでクリップを自動編集し、最高の瞬間を見つけだし、BGMを付けショートムービーに仕上げる。アプリ内のテンプレートから、スポーツ、旅行、ペットなどのテーマから選ぶか、あるいは好みのショットをいくつか選び、あとはFlashCut 2.0に任せても自動編集が可能だ。編集後は、そのままソーシャルメディアなどで簡単にシェアすることも可能。

GO 2は超広角レンズを搭載しているため、4つの視野角から最適な構図を選択できる。撮影するのが広大な風景であれば画角120°の「超広角」を、自転車でPOV撮影をするのであれば画角110°の「アクティブビュー」がオススメだという。

ダイナミックなハイパーラプスでアクションを凝縮したり、超スローモーションで重要なモーメントをハイライトするなど、このようなエフェクトは全てGO 2をタップするだけで簡単に実現できる。最高6倍速のハイパーラプスで撮影したり、120fpsで撮影すれば4倍スローモーションでゆっくりと再生したりなども可能。

さらに、タイムラプスでの固定撮影の設定も数秒で完了。GO 2を充電ケースに入れ、三脚を広げて任意の角度で撮影する。夜間に撮影する場合は、ナイトラプスモードを使うと撮影インターバルと露光時間を最適な値に自動的に設定される。