Insta360モバイルアプリの大幅アップデートを提供開始。新インターフェース採用や、より高速な書き出しに対応

Insta360 Japan株式会社は、Insta360モバイルアプリの大幅アップデート(v1.6.1)の提供を開始した。

ユーザーエクスペリエンスを向上させるよう設計された同アップデートには、新しいユーザーインターフェイス(UI)、大幅に改善された書き出し速度と読み込み時間、およびその他の多くの改善と新機能が含まれ、Insta360アプリを使用した編集がこれまで以上に簡単になるという。

Insta360アプリの主な機能の1つに、撮影ツールとしての機能があり、カメラをリモートで制御、リアルタイムでショットをプレビュー、設定を調整し撮影が行える。今回のアップデートにより撮影インターフェースは新しいデザインとなる、より直感的・合理的なワークフローを提供。ユーザーは画面の下部を左右にスワイプし一般的な撮影モードを切り替え、上にスワイプしオプション一覧を開くことができる。

撮影と書き出しに適した新しいUIを採用

編集終了後の共有時には、書き出しページに新しいUIが表示される。すべての設定オプションが新しいレイアウトで表示され、書き出しを開始する前に設定をカスタマイズでき、書き出し工程がよりスムーズになった。

動画書き出し時には以前よりも最大100%速い書き出し速度を享受できるようになった。また、アプリのアルバムでの動画読み込み時間は大幅に最適化され、以前より300〜500%速く開く事ができ、アルバム内の動画サムネイルも最大500%速く読み込み可能だという。

長押しでタイムラインを拡大できるようになり、クリップの正確なトリミングがさらに容易となった。その後、スライダーを放すだけで、タイムラインへ戻る。また、スワイプするだけで開いている動画から対応するアルバムに移動でき、再生されたばかりの動画を強調表示するアニメーションにより、アルバムとファイル間のナビゲーションがスムーズになった。さらに、ユーザーから要望が多かった、ストーリー編集時同クリップに複数の音楽トラックを追加する機能も実装された。

AIを利用した編集ツールであるFlashCutも、アニメーションテキストとグラフィックを備えた7つの新しいテンプレートを追加。ユーザーは自分の映像を選択するだけで、後はアプリが音楽に合わせてクリップの最適な部分を編集してくれる。

なお、水中の色彩補正アルゴリズムであるAquaVision2.0がONE Xユーザーでも利用可能となった。

アップデートされたモバイルアプリは、iOSおよびAndroid、Insta360 GO 2、Insta360 ONE X2、Insta360 ONE R、Insta360 ONE Xで利用可能。