SUMOLIGHT、Cine Gear 2022でプロフェッショナル照明「SUMOLASER」を発表[CineGear2022]

SUMOLIGHTは、映画・放送、ライブイベント、建築などのプロフェッショナル照明の新しいコンセプトとなる製品として「SUMOLASER」を発表した。2022年6月9日から12日まで開催される「Cine Gear Expo 2022」でSUMOLASERを展示する(ブースNo.930)。

新しいクラスのレーザーエミッターをベースにしたSUMOLASERは、デイライトポイントソースで、ステージに精密な光線を照射したり、空に何マイルも投影することが可能。この新しいパワーハウスは10.8ポンド(4.9kg)で、10倍以上の重さがある従来の18kW HMIデイライト光源に匹敵する出力を実現しているという。

すべてのSUMOLIGHT製品と同様に、SUMOLASERは完全にモジュール化されており、個々のユニットは六角形の形状となっている。各フィクスチャは、DMXまたはローカルのタッチスクリーンで個別に制御できるが、カスタムの組み合わせパターンに組み入れることも可能。ワンクリック・クイックリリース・コネクティングシステム「SUMOSNAP」により、複数のフィクスチャを安全かつ簡単に組み合わせて、強力なアレイを構成することができるとしている。トラスシステム、標準的なジュニアピン、その他のグリップハードウェアに、ネジ不要の安全なインターフェースを提供する。

各SUMOLASERには、3度のビーム角を生成する7発のレーザーモジュールが搭載されており、これらが一体となってタイトなビームを均質化する。SUMOSNAPアダプターを使用してユニットを追加すると、ビーム幅は広がるが角度は変わらず、より大きな出力と、より太いペンシルビームが得られるとしている。

光源の色温度は6000°Kで、電力消費は175W。SUMOLASERの出力は150,000lux/45,700footcandles(328フィート/100mで測定)。レーザーモジュールは8.03×7.65×7.56"/204×194×192mm(H×W×L)、ヨークマウントとコントロールボックス、スピゴット、7エンジンモジュールを合わせたサイズは18.9×11.42×12.6"(H×W×L)、480×290×320mmとコンパクト設計となっている。モジュールの前面は7.65"/194mm。

なお、SUMOLASERはIP65に適合しており、屋内・屋外を問わず安全に使用可能。