米Microsoft、テレビ広告ソリューションのNavic社を買収 2008.06.20 米Microsoftは6月17日、放送業界専用の広告販促技術を開発している米Navic Networks(Navic社)を買収したと発表した。買収金額は公開されていない。 Navicは、CATV局と衛星テレビ局を専門に、リアルタイムの聴衆測定データを使用し、広告効果を上げる広告キャンペーン管理ツールなどを提供する企業。同社の特許技術を起用したアプリケーションは、北米の3500万台以上のデジタルセットトップボックス(STB)に搭載され、広告やインタラクティブTVに起用されている、という。 Navic社はこの買収により、Microsoftのアドバタイザー&パブリッシャーソリューション(APS)事業部の一部となる。 米Microsoftは5月に開催されたadvance08のカンファレンスで、広告プラットフォームAdCenter、ゲーム内広告Massive、広告配信AtlasやMSN、Windows Live、Xbox、Office Onlineなどのサイトなどを含めて、Microsoft Advertisingというブランドでまとめることを発表していた。 このNavic社買収により、APSでは今後、ビデオ・オン・デマンドの広告ソリューションAtlasといったオンライン側と、オフライン側のテレビやビデオのデジタルメディアの広告プラットフォーム全域と、新形態のメディアの開発と販売を統括していく。 最近投稿された記事 Leica O-series No. 112がライツ・フォトグラフィカ・オークションで720万ユーロで落札。史上2番目となる落札価格 2025.07.02 タムロン、第2世代超広角ズームレンズ「16-30mm F2.8 G2」発売。16mmからカバーしAF進化、超広角ならではの表現可能に 2025.07.02 映画「F1/エフワン」を支えた技術。ソニーが開発した超小型プロトタイプカメラの全貌[Report NOW!] 2025.07.01 関連キーワード Microsoft この記事をシェア・ブックマークする FOLLOW US ニュース一覧 コラムタイトル一覧 特集タイトル一覧 ライターリスト