株式会社アイ・オー・データ機器は、USENのテレビ向け動画配信サービス「GyaO NEXT」専用セット・トップ・ボックス(STB)2モデルを発表した。
これらSTBでは動画視聴機能に加え、Webブラウザ機能にも対応できるため、パソコンがなくてもテレビでインターネットを利用できる。
STBには米シグマ・デザイン社のメディアプロセッサ「SMP8634LF」を搭載した「AV-LS500UL」と「AV-LS500L」があり、USENから「GyaO NEXT」のサービスの一環として、レンタルまたは販売していく。
STBのレンタル料金は月額500円、購入費用は3万5760円。STBのシステムOSはWindows CE。搭載されたシグマ・デザイン製のメディアプロセッサでは、MPEG-2TS、WMV9、VC-1と H.264フォーマットに対応、オーディオではMP2、 MP3、WMA9、WMA9 Proと幅広く対応できる。
AV-LS500ULはコンパクトサイズ(170x 148 x 29mm)で、映像出力にHDMIとコンポジットがある。 AV-LS500Lはこれに加えD端子やSビデオ、光デジタル音声出力を持っている(280 x 188 x 34mm)。
いずれのモデルにもLAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)、USB2.0とアナログL/Rを備えており、テレビと接続してリモコンで操作する。 Gyao NEXTはIPTVとして放送型のチャンネルサービスやPPV(ペイ・パー・ビュー)サービスを提供し、ハリウッド映画、ドラマ、アニメなどの約6000本のコンテンツを視聴できる。