株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)は、同社が販売する分散レンダリング管理ツール「rush」を制作プロダクションのカナバングラフィックスに納入した。 rushは、ネットワークレンダリングの作業工程を減らし、レンダリングジョブの一元化を図る、あらゆるOS、アプリケーションに対応した、レンダーキュー・マネジメントソフトウェア。カナバングラフィックスでは、「既存設備の最適化」を図るためにrush導入した。 レンダリングジョブの状況を可視化することが出来るようになり、レンダリングジョブの振り分けが簡単になった。各JOBのレンダリングに要する時間が推測でき、なお且つレンダリング時間も短縮されて、期待通りの効果が上がっている、という。 同社では、Maya8.5とAfter Effects Pro 6.5を搭載した6台のWindowsXP/2000ワークステーションがあり、以前は、レンダリングの際、オペレーターが負荷の少ないPCを推測して各アプリケーションのレンダーキューとするというマニュアル的な処理を行っていた。