米Harmonic社、IBCにて新H.264エンコーダシリーズを発表 2008.09.16 米Harmonic社は16日までアムステルダムで開催されているIBC2008にて、帯域固定型サービス用の新しいMPEG-4AVCフォーマット対応HDエンコーダ「DiviCom Ion」を発表した。 DiviCom Ionは1RUサイズで、SDI経由で4チャンネル分のHD H.264および4チャンネルのPiP(ピクチャ・イン・ピクチャ)の入力を持ちあわせ、MPEG2(TS)をUDP/IP経由で転送する。同社のモジュールタイプのデコーダ「Flex」をIonの組み込めば、IPまたはASI経由でソースをエンコーダ・デコーダできるシステムになる。 DiviCom Ionでは、クローズド・キャプションやWST、VPS、AFD、VITCといったVBフォーマットに対応、オーディオは各ビデオチャンネルに6チャンネル(x3ステレオペア)を持ち合わせている。制御系は同社のNMXデジタル・サービス・マネージャから操作する。 同社はIBC期間中、この新エンコーダをブースで展示している。またDIRECTVが「DiviCom® Electra® 7000」HD H.264エンコーダを120チャンネル相当分のシステムを導入したことも発表した。 最近投稿された記事 Peak Design、iPhone 16 Pro用「ナーケース」発売。堅牢性と操作性を両立 2025.04.28 デジタル・オーチャードとコダック・フィルム・ラボ・ロンドン、65mmスキャンアップグレードを発表 2025.04.28 Leofoto、キヤノン「RF800mm F11 IS STM」に取り付けてアルカスイス対応三脚に使用可能なレンズフット発売 2025.04.28 関連キーワード FlexScan Harmonic IBC この記事をシェア・ブックマークする FOLLOW US ニュース一覧 コラムタイトル一覧 特集タイトル一覧 ライターリスト