台湾のメディア編集ソフトウェアを開発しているCyberLink Corporation(CyberLink社)では12日、ビデオ編集とDVDオーサリングの総合ソフトPowerDirector 7がATIストリーム技術に対応することを発表した。これは、PowerDirector がAMD社のATI Radeon™ HD 4800と ATI Radeon™HD 4600シリーズのグラフィックカードに対応する、というもの。
このグラフィックカードを搭載した編集用ワークステーションとPowerDirector 7の組み合わせにより、AMDのGPUパワーでMPEG2やH.264ビデオのエンコードパフォーマンスが向上させられる。また、iPod 用へ出力、再生することができるようになる。
CyberLink社は9日にも、業界で初めてNVIDIA CUDA Encoderに対応した一般向け動画編集ソフトウェアとして、H.264 レンダリング処理の改善をすることができるNVIDIA® CUDA™技術に対応したバージョンをリリースしたばかり。こちらは、H.264ビデオのトランスコーディング時に最大274%までパフォーマンスの向上が期待できるという。AMD GPU対応バージョンは、2月に正式リリース予定。