今年もデジタルシネマサミットがSMPTEとの提携で4月18日から2日間、併催される。

今年のテーマは、「3D Cinema & Beyond: Lens to Living Room」。19日には、ウォルトディズニー・スタジオ・モーションピクチャーズグループの社長、Mark Zoradi氏が基調講演のスピーカーとして、デジタル3Dやマルチプラットフォームへの3Dコンテンツ配信について語る予定だ。

Zoradi氏は、ウォルト・ディズニーアニメーション、ピクサー、ウォルト・ディズニーピクチャーズやタッチトーン・ピクチャーズを含むすべてのウォルト・ディズニーフィルムの国際ディストリビューションとマーケティングを監督し、2008年には24億ドルもの収益を記録させた人物だ。

現在の社長職の前には、ウォルト・ディズニースタジオ・インターナショナル(元、ブエナビスタ)でワールドワイドの流通とマーケティングを行っており、1995年から2006年の間に168億ドルもの収益を達成させた。ディズニーにおけるZoradi氏のキャリアは29年。ホーム・エンターテインメントのブーム時にウォルトディズニーホームビデオの販売活動を行い、その後ディズニーチャンネルのマーケティング関連へと、時代流行とともにビデオからテレビ市場に移っていった。