ソニーピーシーエル株式会社(ソニーPCL)は、東京都品川区にあるSPセンターにデジタルシネマスタジオ「CineLaPista Atelier(シネラピスタ・アトリエ)」を新設し、4月1日より営業を開始する。
同社のデジタルシネマ対応スタジオとしては2室目。日本でもDI技術を使って映画製作をすることが注目されており、同社の初代デジタルシネマスタジオ「CineLaPista(シネラピスタ)」の需要も増えてきた。今後もニーズ拡大の見込みがあるため、第2デジタルシネマスタジオを新設したという。
「CineLaPista Atelier」では、「CineLaPista」から移設した劇場用2K DLPシネマTMプロジェクターと、136インチスクリーン、7.1チャンネルサラウンド対応のカラーグレーディング、編集及びデジタルシネマパッケージ制作を行うためのスクリーニング環境が整えられた。座席はソファー1席(3人掛け)。
1室目との共通のカラーグレーディングシステムを両室から利用できる設計になっている。2室目ができたことで、異なる作品の試写と制作を同時進行することができ、より多くの作品制作に柔軟に対応することができるようになった。また、「CineLaPista」は移設した劇場プロジェクターの代わりとして新たに3D対応の2K DLPシネマTMプロジェクターを導入して、3D(立体)映画にも対応できる環境を構築する予定だ。