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サンディスクは、産業グレードの新たなメモリーカード「SANDISK IX QD352 microSDカード」および「SANDISK IX LD352 SDカード」をEmbedded World 2026で発表した。

サンディスクの最新のBiCS8 TLC NANDテクノロジーに基づく新製品は、データ負荷の高い用途向けの、信頼性の高い取り外し可能なフラッシュストレージとして設計されている。

拡大するエッジでのワークロードをサポートするために開発されたこのカードは、自動化、エッジ分析、ロボティクス、モノのインターネット(IoT)システム向けに耐久性と持続的な性能を提供する。

サンディスクの自動車/IoT部門グローバルマーケティング責任者のラッセル・ルーベン氏は次のようにコメントしている。

ルーベン氏:産業システムには、信頼性の高い持続的な性能が求められます。このため、様々なユースケースや環境のワークロードに対応できる産業グレードのリムーバブルストレージの需要が拡大しています。新しいSANDISK産業向けカードは長期的な運用に対応する信頼性の高いストレージソリューションとして開発されました。

SANDISK IX QD352 microSDカードおよびSANDISK IX LD352 SDカードの主な特長は以下のとおり。

  • 高い耐久性で持続的な運用を実現:
    要件の厳しい稼働環境向けの設計で、最大768TBW(予測値)の耐久性を備え、常時稼働で書き込み負荷の高い用途においてサービス寿命の延長に貢献する。
  • 実環境で持続的な性能を提供:
    アプリケーションパフォーマンスクラスA2に対応し(microSD)、読み出し/書き込みIOPSは4,000/2,000超で、ビデオスピードクラスV30により、4K UHD動画の連続録画や高解像度の画像撮影に対応する(予定)。
  • 過酷な環境で長期的な信頼性を確保:
    産業用途向けにそれぞれ-25℃〜85℃、-40℃〜85℃の広範な動作温度範囲に対応し、予知保守が可能な健全性監視機能を搭載し、予期せぬ故障の回避を支援する。
  • 産業システム向けの大容量:
    サンディスクの第5世代産業用SDおよびmicroSDカードは、128GBから256GBの容量と、取り外しの可能なフォームファクターで、データ量の多いエッジコンピューティング、画像/動画やログ記録の処理に対応する。

Embedded Worldではさらに、サンディスクのミルピタスおよびバンガロール拠点が、自動車業界の情報セキュリティー基準であるTISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange)のAL2認証を取得したことを発表した。

OEMやティア1サプライヤーに広く採用されているTISAXは、ドイツ自動車工業会(VDA)により策定された業界の枠組みで、自動車サプライチェーン全体で一貫して標準化された情報セキュリティー評価を行うためのものだ。TISAX AL2は欧州の自動車メーカーにおいて最も一般的な要件であり、機密情報を取り扱う組織向けに設計されている。

Embedded Worldのサンディスクのブース(Hall 3AのStand 401)では、最新のSANDISK IX QD352 microSDカードおよびSANDISK IX LD352 SDカードをはじめ、フラッシュソリューションのポートフォリオを広く展示する。ラインナップとして、自動車グレードのSANDISK iNAND AT EU752 UFS4.1 Embedded Flash Drive、自動車グレードの SANDISK EN610 NVMe SSD、そしてSANDISK Video microSDカードQD131も紹介している。

SANDISK IX QD352およびSANDISK IX LD352カードについての詳細は、今年後半の提供開始に合わせて公開する予定だ。