中部国際空港(セントレア)にデジタルサイネージを利用した3D動画配信サービスの実証実験が始まった。これは、日本ユニシス株式会社(東京都江東区、以下:日本ユニシス)が中部国際空港に提案をして実現したもの。
日本ユニシスが構築した3D動画表示装置を備えたキオスク端末を設置し、3D動画コンテンツを放映するとともに、空港内店舗などで使えるクーポン券を発行し、効果を測定する。
3D動画表示装置は、米国Provision Interactive Technologies, Inc.社の3Dエアリアルイメージング・システムを採用。特別のメガネを必要とせずに3D動画が見えるため、通行人の目を引くことができる。配信管理ソフトウェアには、SCALA株式会社のコンテンツマネジメント・システム「Scala」を採用。
配信する3D動画は、セントレアとレストランのアリスダイニングの紹介コンテンツになる。またデジタルサイネージ端末は3D動画を表示するディスプレイのほかに、クーポンを発行するためのタッチパネル式ディスプレイも備えており、セントレア内の店舗で利用できるクーポンも発券する。