NHKは17日、ハイビジョン映像の実質16倍の解像度を持つ24 Gb/sのスーパーハイビジョン(SHV)映像を、1.5Gb/s のハイビジョン映像にリアルタイムで変換できる「小型SHVダウンコンバータ」を開発したと発表した。

このダウンコンバータでは、SHVの画面全体の映像をハイビジョンに変換するだけでなく、SHVの画面の一部を切り出してハイビジョンに変換することも可能。また、マルチユースとして4Kデジタルシネマフォーマットにも変換できるという。

このコンバータは制作現場で設置されることを配慮し、小型化・軽量化を実現した。外形寸法は430mm×133mm×530mm、消費電力は450W。また、省エネモードも実装している。NHKは、このコンバータをNAB 2009(2009 NAB SHOW)で初公開する予定。ブース番号は、N637。