総務省は10日、特別衛星放送(BS放送と東経110度CS放送)の委託放送業務の認定案を電波監理審議会に諮問し、原案を適当とする答申を受けたと発表した。これにより総務省は、今月中に特別衛星放送の委託放送業務の認定を行う。
今回、委託放送業務の認定取得が決定したのは9社で、 WOWOW、スター・チャンネル、アニマックスブロードキャスト・ジャパン、ビーエスFOX、マルチチャンネルエンターテイメント、放送大学学園、競馬・農林水産情報衛星通信機構(グリーンチャンネル)、ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング、キッズステーション。キッズステーションは東経110度CS放送用周波数を、そのほかの放送事業者はBS放送用周波数を使って放送を開始する。
開始予定は2011年の10月。今回の認定の放送開始の際はSDからHDTVへ切り替わる番組を含め、HDTV番組が17番組から29番組へと増える。