リアルタイム・オンエアグラフィックスで知られるVizrt社から、「Viz Multichannel」の新バージョン2.5が発表された。
Vizrt社では、この新バージョンを今秋オランダ・アムステルダムで開催されるIBCにおいて初公開する。VizMultichannelソフトウェアは、同社のリアルタイムオンエア用2D/3Dグラフィックスとエフェクトの生成とスケジューリング、トラフィック、デリバリまで自動化できるシステムで、ティッカー、バナーや番組スケジュール用グラフィック生成といった、チャンネルブランディングのワークフローを簡易化するもの。
バージョン2.5では、新しいユーザーインターフェースに変わり、またティッカーの3D化(“Ticker3D”)、多国語に対応できるようになった。Ticker3Dのエレメントはスクリーン上の枠でボタン化されており、自動もしくはマニュアルでトリガーされる。
オペレーター側は、マルチチャンネルもしくは、トラフィックおよびオートメーションシステムによって決められたTicker3Dのスケジュールをインポートして更新する。またユーザーインターフェースも大きくリニューアルしており、各操作がチャンネル・ベースで行えるようになったという。