CP+2026の会場内、YC Onionブースにおいて、同社のハイエンド一脚「PINETA Pro」に新たな展開が見られたため、ここで紹介する。PINETA Proは、細部まで緻密な描写が求められるプロフェッショナルの映像制作現場において、極めて高い剛性を発揮する一脚の上位モデルである。

特に、FX6にオンカメラモニターやジンバルを組み合わせた重量級のシステムを運用する際、常時手持ちで支える負担を大幅に軽減できる点が大きな利点といえる。移動と静止を頻繁に繰り返す撮影環境において、身体的な負荷を抑えながら安定した画角を維持するための、極めて実践的な運用ソリューションを提示している。

ブースで特に注目を集めていたのが、PINETA Pro専用の一脚ドリー「MQD30」である。価格は税込22,000円に設定されており、すでに公式サイト等での取り扱いが開始されている。本製品は非常に軽量な設計ながら、一脚と組み合わせることで極めて高い機動力を実現する。特に室内撮影において、スムーズなカメラワークと移動を支える重要な装備として機能する。

さらにもう1つ、安定性をより重視した新しい脚部ユニットも公開された。通常の一脚用ベースよりも大型に設計されており、一脚から手を離しても自立するほどの高い安定性を備えている。この新型脚部は、収納時には従来モデルと同様にコンパクトに折りたたむことが可能だ。価格は現在未定だが、今後の発売を予定している。

移動性能に優れたドリーか、安定した保持を可能にする大型脚か。撮影スタイルや現場の状況に合わせ、より柔軟な機材選択が可能になったことは、ユーザーにとって大きな収穫である。