写真は今年3月に開催されたGDC2009 SCEIブースで展示されたBRAVIA
ソニー株式会社(東京都港区)は、ドイツ・ベルリンで4日から開催される家電展示会「IFA」の記者会見にて、3D立体視用ビジネスを強化することを発表した。来年各メーカーから3D READY製品が市場に登場する。
ソニーとしては、3D対応の液晶テレビ「BRAVIA」を中心に、ハードウェアとコンテンツの両面で立体視用製品の開発を進めていく。ブラビアのほか、”ブルーレイディスク”対応機器、パーソナルコンピューター”VAIO”、 PlayStation 3などのハードウェア、そして3D映画や3D立体視ゲームといったコンテンツで、新たな映像体験をお茶の間で楽しめるよう取り組んでいくという。
BRAVIAは、フレームシーケンシャル表示方式とアクティブシャッター方式眼鏡を採用する予定。同社独自の4倍速動画表示技術を応用して、フルHDの高画質な3D映像表示が可能となる。この春にサンフランシスコで開催されたゲーム開発者向けのカンファレンスでは、米ソニー・コンピュータエンタテインメントのブースで3D対応「BRAVIA」が参考出展されていた。