トムソン・カノープス株式会社(神戸市西区)は、ノンリニアビデオ編集ソフトウェア「EDIUS Neo 2」の機能を強化した新バージョン「EDIUS Neo 2 Booster」を11月上旬より発売する。ラインナップと価格は以下の通り。
- EDIUS Neo 2 Booster 税別29,800円 11月上旬発売
- EDIUS Neo 2 Booster アップグレード版 税別3,980円 11月上旬発売
- EDIUS Neo 2 Booster キャンペーン版 税別23,800円 11月上旬発売
- EDIUS Neo 2 Booster アカデミック版 税別21,800円 11月上旬発売
- EDIUS Neo 2 Booster with HDSPARK 税別49,800円 11月上旬発売
- EDIUS Neo 2 Booster キャンペーン版 with HDSPARK 税別34,800円 11月上旬発売
- EDIUS Neo 2 Booster with FIRECODER Blu 税別64,800円 11月上旬発売
- EDIUS Neo 2 Booster キャンペーン版 with FIRECODER Blu 税別54,800円 11月上旬発売
コンシューマ向けのHD映像フォーマットとして主流のAVCHDビデオ形式は、処理の重さからそのままではビデオ編集には向かないといわれているが、EDIUS Neo 2 Boosterは、同社が新たに開発したAVCHDエンジンを搭載。従来では解像度や再生フレーム数の低下を伴ったネイティブAVCHD映像のオリジナル画質での編集がスムーズに行えるとしている。
同社によるCore i7 CPU 搭載PCを用いたテスト結果によると、特別な追加ハードウェアを用いることなく、3ストリーム以上のリアルタイム再生を実現したという。また同社製プレビューボード「HDSPARK」併用時には、AVCHD映像を外部モニターにフルHDサイズでプレビューしながらのリアルタイム編集もできるとしている。
対応OSはWindows XPおよびWindows Vista(32bit版/64bit版)。今月に発売が予定されているWindows 7(32bit版/64bit版)にも対応している。
なお、EDIUS Neo 2 Boosterの発表にともない、パナソニック株式会社(大阪府門真市)から発売されている業務用メモリーカードカメラレコーダー「AVCCAM」シリーズを10月9日以降に購入したユーザーは無償でEDIUS Neo 2 Boosterへのアップデートが可能。アップデート方法などの詳細は決まり次第発表される見込み。