米Abekas社は、ソニーマーケティング株式会社と協力して、同社の4チャンネルHDデジタルプロダクションサーバ「Mira」をソニー製マルチフォーマットプロダクションスイッチャー「MVS-8000G」と組み合わせたパートナー展示をInter BEE 2009にて行う。
ソニーおよびソニーマーケティングはInter BEE 2009期間中、国際会議場201会議室にて、3D(ステレオスコピック)制作対応機器を揃えたハイエンド・3D映像制作ワークフローを紹介する。MiraはMVS-8000Gのレスポンス精度の優れたクリップサーバ的存在としてオペレーション下に組まれ、3D カメラシステム、スイッチャーやノンリニア編集機器を連携させたステレオスコピックワークフロー内で紹介される。
Miraサーバは、今春のNABで、臨場感あふれるスポーツ番組制作を可能にする3倍速・高精細スロー映像を収録する、HDスーパーモーションカメラシステム(HD スーパースロー)に対応できる、コストパフォーマンスの優れたプロダクションサーバとして発表。JPEG2000圧縮フォーマットで最高200Mb/s、10ビットHDデジタルビデオを記録することができる。
スポーツサーバ用途、および中継車やスポーツ大施設のプロダクションサイトのワークフローに適したサーバとして、米国ではターナースタジオ、Fox Speed Channelやゴルフチャンネルなどが各局とも複数台を導入している。