ソニー株式会社(東京都港区)は7日、MPEG-4 AVC/H.264コーデックを使用したAVCHDフォーマットを採用した業務用映像制作機器”NXCAM”シリーズのカムコーダーとフラッシュメモリーユニットの発売を開始した。

NXCAMカムコーダー HXR-NX5Jはメモリーカードに記録可能なハンディタイプのカムコーダー。広角・高倍率のソニー「Gレンズ」に、低ノイズの1/3型”Exmor”3CMOSセンサーを採用し、HD-SDI端子などの多数の入出力端子を装備。AVCHD規格でのHD記録に加えて、MPEG-2コーデックを用いたSD記録も可能となっている。また、記録可能なメモリーは、メモリースティックPROデュオに加え、SDHCメモリーカードにも対応している。

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フラッシュメモリーユニット HXR-FMU128は、HXR-NX5J専用の記録ユニット。128GBのフラッシュメモリーを搭載し、高画質FXモードで約11時間の記録が可能。80gと軽量で、HXR-NX5Jに装着してワンパッケージで運用することができる。また、HXR-NX5Jのメモリーカードとの同時記録ができ、メモリーカードにはSD、HXR-FMU128にはHDといった異なるフォーマットでの記録もできるという。


NXCAMカムコーダー HXR-NX5Jは、希望小売価格609,000円(税込み)。フラッシュメモリーユニット HXR-FMU128は希望小売価格147,000円(税込み)となっている。