パナソニック株式会社(大阪府門真市)は、2010年4月12日(月)から15日(木)までの4日間ラスベガスで開催されるNAB 2010において、業務用AVCHD機器ラインナップ「AVCCAM」シリーズの新製品で、マイクロフォーサーズMOSイメージセンサーを搭載した業務用HDカメラレコーダー「AG-AF100」を参考展示する。

AG-AF100は、AVCCAM初の交換レンズ方式のカメラ。マイクロフォーサーズ規格のデジタル一眼用レンズや、変換アダプターを介してプライムレンズ等のシネマ用レンズが使用できる。さらに、交換式レンズマウントを装備することでスチルカメラ用レンズを使用することも可能となっている。

また、2/3型イメージセンサーを越える大型の4/3型イメージセンサーを搭載しており、35mm映画フィルムカメラ同様の被写界深度と画角を実現している。

そのほか、HD-SDI出力、HDMI、タイムコード記録、内蔵ステレオマイク、USB2.0などを標準装備。+48Vファントム電源対応のXLR入力(×2)を装備し、48kHz/16 ビットデジタル音声(2ch 、LPCM/DolbyDigital)記録に対応している。

現行のSDHCメモリーカードに加え、AVCCAMシリーズで初めて最新のSDメモリーカードの仕様となるSDXCメモリーカードに対応。SDカードスロットを2基装備しており、64GBのSDXCメモリーカード2枚に最大で12時間記録することができる。

同社ではAG-AF100を2010年末の発売に向けて開発中とのことで、価格などは明らかになっていない。