株式会社アスク(東京都千代田区)は、AJA Video Systems社のコンパクトルータ「KUMO(クモ)」を5月27日に、そしてSDI/Opticalファイバーコンバータ「FiDO(ファイド)」を 6月10日に出荷開始する。
KUMOは、SD/HD-SDI、3G-SDIの入出力に対応し、Webブラウザからコントロールできる、業務用映像機器と簡単に統合が可能なコンパクトルータ。エンベデッドLinuxベースで、HTTPでのコントロールとモニタリングが可能。ネットワーク下でKUMOをコントロールできる「KUMO CP」という、1Uサイズのコントロールパネルがオプションで揃っている。KUMOには2モデルがあり、16チャンネルのSDI入力と4チャンネルのSDI出力を装備する「KUMO1604」は、希望小売価格312,900円(税込)、16チャンネルのSDI入出力を装備する「KUMO 1616は」は希望小売価格470,400円(税込)。尚、KUMO CPは、2010年第3四半期に出荷開始される予定だという。
FiDO(Fiber Digital Optical)は、SDI、HD-SDI、3G-SDI信号を標準のファイバーオプティカルケーブル(シングルモード)を使用して最大10kmの伝送ができる、SDI/Optical ファイバーコンバータ。FiDOには、5つのモデルがあり、FiDOデュアルチャンネルモデルは、3D、Dual Link SDIのための2チャンネル変換または、完全に独立した2チャンネルSDIの変換(SD、HD、3Gどんな組み合わせでも)が可能。グラウンド・ループを防ぐために電気回路を遮断する機能も搭載している。シングルファイバーチャネルからSDI変換(デュアルSDI出力)するモデル「FiDO-R」は希望小売価格68,250円(税込)。ハイエンドのデュアルSDIチャンネルからファイバー変換する「FiDO-2T」は希望小売価格102,900円(税込)までラインアップが揃っている。