東映株式会社(東京都中央区)が総工費52億円をかけてリニューアルした東映デジタルセンターのオープン記念内覧会が8月4日から3日間、開催される。開催時間は、10時から15時まで(最終日は13時~17時まで)。

フルデジタルプロダクションとして再構築された同センターは、東映東京撮影所、東映テレビ・プロダクション、東映アニメーション、東映ラボテックのデジタルポストプロダクション事業が集結され、映画からテレビ作品まで、映像から音声までを一元化した総合デジタルポストプロダクション機能を備える。

内覧会では、10m×6m級の大スクリーンに、画像検証に適した水平投射による試写が可能な「シアター(試写室)」での3D作品上映を始め、同敷地内の「第6ステージ」と高速回線で結んだ撮影とポストプロダクション作業のワークフローの紹介、3D撮影カメラなどのシステム展示が行われる。

また、株式会社ボーンデジタルの協賛のもと、日替わりで東映制作番組のメイキングセミナーが併催される。1日目は、立体視(3D)セミナー、2日目の8月5日はモーションキャプチャセミナー、最終日は東映のデジタル化への流れを東映現場スタッフから解説するもの(セミナーは申込み人数に達したため既に申込み終了されている)。