総務省とデジタル放送推進協会(Dopa)は、ビル陰などの受信障害対策共聴施設の地上デジタル放送対応促進に向けて、デジタル化改修などに関する助成金交付の第2次募集の受け付けを9月1日から開始する。

助成額は、受信障害対策共聴施設のデジタル化改修、新設又は有線テレビジョン放送施設へ置換する場合、地上デジタル放送の視聴に不可欠な施設の設置、改修又は置換に要する総経費に対して1/2の額(共聴施設新設の場合は2/3の額)。ケーブルテレビ施設への移行については、経済性を考慮し、共聴施設を改修するよりも高価となる場合は、共聴施設を改修する際に適用される金額を上限とする。

1次募集では、共聴施設を改修する場合に比べて、安価な場合に限り助成の対象にしていた。申請は、各都道府県の総務省テレビ受信者支援センターで受け付ける。申込み期間は、平成22 年9月1日(水)から同年11 月30 日(火)まで。予算の上限に達した時点で申請受付を終了となる。