日本デジタル配信株式会社(東京都港区、JDS)は8月18日、新たに北陸・甲信越地区に新たな地上光ネットワークを構築し、2010年9月より13のケーブルテレビ事業者へ順次CSデジタル放送配信サービスを開始すると発表した。

JDSは現在、東京、名古屋、大阪、高松、広島、福岡などに展開しており、今回このネットワークを拡張し、山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県、福井県へCSデジタル放送配信サービスの提供が可能となる。

来月より順次配信サービスを開始する局は、金沢ケーブルテレビネット株式会社、射水ケーブルネットワーク株式会社、株式会社ケーブルテレビ富山、となみ衛星通信テレビ株式会社、滑川中新川地区広域情報事務組合、株式会社新川インフォメーションセンター、新川広域圏事務組合CATV放送センター、高岡ケーブ ルネットワーク株式会社、福井ケーブルテレビ株式会社、株式会社日本ネットワークサービス、富士川シーエーティーヴィ株式会社、有限会社峡西シーエーテー ブイ、笛吹きらめきテレビ株式会社の13事業者。多チャンネル配信世帯数は約18万世帯である。

これにより、JDSの地上光ネットワークによるCSデジタル放送配信サービスを受信する多チャンネル配信世帯数は520万世帯を超える見込みだという。