Blackmagic Designは、HDMI1.4に対応しフル解像度3D取り込み・再生機能と、低品質のSDI素材の取り込み時に必要なリクロッキング入力を搭載した「DeckLink HD Extreme 3D+」を発表した。なお、同製品の販売価格はUS$995となっている。
「DeckLink HD Extreme 3D+」は最新式HDMI1.4フレームパッキング3Dは、右目と左目のフル解像度フレームを1本のHDMI接続で伝送し、両目ともフル解像度の画像を実現。HDMI1.4ディスプレイに繋げば、驚異的なフル解像度3D映像に切り替わる。コピー防止機能のないゲーム機やカメラなどのHDMI1.4デバイスから取り込みをして、左右の目それぞれの画像を、2つの独立したメディアファイルにフル解像度で記録することが可能となる。
また、旧モデルに搭載された全てのSDI取り込み・再生モードも使用でき、幅広い3Dワークフローに対応。デュアルストリーム3Dは、DeckLink HD Extreme 3D+のデュアルリンクSDIインターフェースを使用して両目(両ch)の2つのストリームを取り込み・再生し、2つの独立したメディアファイルに記録する。デュアルストリーム3Dでの現行の編集ソフトウェアとの互換性の問題を解決するため、同社はMedia Expressをアップグレードし、インターリーブとデュアル3Dストリームの両方で3Dメディアの取り込み・再生を可能にしたという。
なお、旧型のDeckLink HD Extreme 3Dを無償でアップデートすることでこれらの機能を追加することが可能となっている。