国際3D協会(The International 3D Society:I3DS)が主催する第一回ルミエール(Lumiere)アワードにて、ディズニースタジオ、ソニーピクチャーズ、ドルビー、オートデスクやクオンティル社ら12社が、初代の3D技術賞の受賞者となることが明らかになった。授賞式は米カリフォルニアのチャイニーズシアターで10月19日に行われる。
審査は、国際3D協会のメンバーとステレオスコピック3D技術の専門家達によるもの。初代の3D技術賞に選ばれたのは、 3ality Digital(ステレオイメージ・プロセッサー技術)、オートデスク(May 3D)、ドルビーラボラトリーズ(ドルビー3Dシステム)、Steve Hines(技術者:ディズニースタジオ専用デュアルカメラリグ)、 In-Three(ディメンショナリゼーション技術)、 MasterImage 3D(デジタル3Dシネマシステム)、NVIDIA(3D Vision)、クオンティル(Pable 3Dカラーコレクション)、Sassoon Film Design(3D変換技術)、ソニーピクチャーズ・イメージワークス(3Dパイプライン)、ウォルト・ディズニースタジオ(3Dパイプライン)、XpanD(アクティブ3Dシネマシステム)。
また、近状の3D技術の発展に貢献した企業らに贈られるゴールドアワード受賞者3社も発表された。Colernial Robert Bernier社は「Optics」技術で、IMAX社は「Solido Dual Strip 3Dカメラ」技術、またIRIDAS社はデュアルストリーム技術が評価された。今年初めには、「アバター」、「Gフォース」など、3Dクリエイティブ・アワードのノミネート作品も発表されている。このルミエール3D技術賞のイベントには、XpanDとパナソニックがプラチナスポンサーとなっており、ゴールドスポンサーはNECディスプレイ・ソリューションズが、シルバースポンサーはNVIDIAとクオンティル社である。
I3DSは、立体的3Dコンテンツとその革新者の芸術と技術を唱えるために設立された。理事会の会長には、ソニー3Dテクノロジーセンター兼ソニーアメリカのシニアバイスプレジデントであるバズ・ヘイズ氏が就任しており、その他にもパナソニック・ハリウッドラボラトリの副社長兼ゼネラルマネージャーのジェニー・パットン女史、3ality DigitalやXpanDの最高責任者を始めソニーピクチャーズ、IMAX、パラマウントピクチャーズ、BSkyB、3D Net、Oculus 3D社の代表者達が理事会のメンバーとして名を連ねている。