株式会社ニコンシステムは、11月17日より幕張メッセで開催される「InterBEE2010」にて、映像評価ソリューション「VQ-Revolution」として映像品質の「見える化」をテーマに、新製品「VQ-RT101」やデジタルコンテンツの映像・音声品質を効率的に自動検証ソフトウェア「VQ-500」などを展示する。(ブース番号:7204)
テープ素材特有のノイズをリアルタイム検査できる「VQ-RT101」は、HD-SDI出力信号を入力することで、比較映像無しでテープ素材特有のノイズを項目ごとに自動チェック。品質チェックのばらつきを抑え、安定した映像品質を維持することが可能で、業務の効率化・コスト削減を実現するという。
また、「VQ-500」は、検証業務の効率化とコストダウンの課題を解決するソフトウェアベースの映像・音声品質自動検証ツール。デジタルコンテンツの映像・音声品質を効率的に自動検証する。
その他、画質評価の指標であるPSNRに加え、「ぼやけ」「ブロック歪」「ノイズ(ランダム付加ノイズ)」「フリッカー(ちらつき)」の4つの尺度によって画質の違いをリファレンス評価するソフトウェア「VQ-1200」や規格適合検査や互換性のチェックなど、専門的な知識がなくても効率的に解析を行うことが可能な「H.264解析ツール」などを展示する予定だ。