株式会社ピコハウスは、4月11日より米ラスベガスで開催されるNAB2011に、Blu-ray 3D対応オーサリング・ライティングシステム「Easy3D」および新製品の「Easy3D BDJ」を出展する。(ブース番号:C10514B1)
「Easy3D」は、AVCHD規格のフォーマットで作成された左目用・右目用のフルHDデータを取り込み、Blu-ray 3D規格対応のレコーダー/プレーヤーで3D再生可能なBlu-rayディスクを作成する簡易オーサリング・ライティングシステム。映像データ取り込みの過程で再エンコードせずに立体視3D再生に必要なストリームを作成できる。メニューのテンプレートから背景やボタンイメージなどのパーツを選択しそのデータを登録すると、登録したデータが自動的に配置され、短時間で立体視3Dのメニューオーサリングを行える。
「Easy3D BDJ」は、Blu-ray 3D規格に対応したBD-Jモジュールを自動生成してフルHD 3D再生が可能なBlu-rayディスクを制作するオーサリング・ライティングシステム。Easy3D BDJに入力できる映像データは、Easy3Dで作成したBlu-rayディスク上のデータまたはBlu-ray 3D規格対応のMVCエンコーダーで作成した左右独立の立体視3D映像データ。
入力された左目用・右目用のフルHD映像データを解析して、Adobe Photoshopで作成したグラフィックパーツを映像内の対象物の深度に合わせて自動配置する自動視差調整機能や、映像内の指定対象物の移動を検知し、移動に合わせて自動追尾する機能を搭載している。Adobe Photoshopを使ってレイヤー単位で作成したボタンなどのグラフィックパーツを取り込んで、深度を含めた自由なレイアウトで立体視3Dディスクのメニュー画面を編集することも可能だ。また、BD-Jモジュールのエクスポート機能をオプションで追加することで、生成されたBD-Jモジュールを他社製Blu-rayオーサリングソフトウェア用に出力できるようになるとしている。