米Blackmagic Design社は、NABショーにて発表した10itコンバーター「ATEM Camera Converter」が、米業界専門誌「TV Technology」誌が主催する、第19回Mario賞を受賞したことを発表した。Mario賞は、毎年NABショーにて、技術性が高く先見性のある製品を発表した企業に対して贈られる。TV Technology 誌のコラムニストMario Orazio氏にちなんで名付けられた。
Orazio氏は、業界で最も幅広く読まれていると言われるコラム「The Masked Engineer(覆面エンジニア)」を執筆している。ATEM Camera Converterは、光ファイバーを使って遠距離からもライブプロダクションスイッチャーに接続できるフル10itコンバーター。カメラの圧縮をバイパスするので、低価格のコンシューマー用HDカメラでも優れた画質を得られるという。トークバック、外付けマイク入力、プログラム・リターンフィード、タリーランプ、内蔵バッテリーなどの機能を搭載しており、3Gb/s SDIも実装している。価格は税込み50,980円。