米Apple社から先月、iPadの世界出荷台数は現在2500万台以上と発表があったが、iPadによるインターネットのトラフィック量は世界全体の1.03%になると、米市場調査会社のNetAppliations社の「NetMarketShare」サイトで統計が出ている。米国内におけるiPadからのWeb検索頻度の調査では、Android OSのSamsung Galaxyタブレットよりも53倍ほど使用度合いが多く、Motorola Xoomに比べると76倍、BlackBerry PlayBookより306倍ほど発生量が違うという。
モバイル携帯とタブレットデバイスを合わせた数値ではトラフィック全体の5.02%、米国内においては8.2%である。その中の25.5%はiPad、35.2%がiPhoneという結果がでており、総合でiOSによるトラフィック発生量は全体の60.7%にもおよぶ。Android携帯は31.6%、BlackBerryは6.9%、シンビアンは0.4%、Windows Mobileは0.2%である。
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先月、米国市場調査会社のComScore社から、iPadがタブレットによるWebトラフィックの89%を占めていると発表があった。また米ニールセン社は5月の調査発表で、Apple社の「タッチスクリーンタブレット」が米国タブレット市場の82%を占めていることを伝えている。
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