テクノロジー・ジョイント株式会社(TJC)は、株式会社アプリクラフトと共同で国産のソフトウェア2点をSIGGRAPH2011にて初展示する(ブース番号679)。

1つは、3次元NURBSモデラー「Rhinoceros(ライノセラス:Rhino)」のプラグインレンダラー「Hayabusa Renderer for Rhino」、そしてリアルタイムにレンダリングを行う視覚化ソフトウェアの「nStyler」。2点ともGRAPS社が開発した。今まで静止画でしか出来なかったレイトレースやイメージベースドライティングの技術を、GPU演算パワーを利用してリアルタイムに高品質のレンダリングを実現できる。

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Hayabusaは、Rhinoでモデリング作業を行いながら色/ 反射/ 透明度などのマテリアルや光源/HDR画像の設定が可能なため、レンダリングイメージを迅速に確認できる。nStylerでは、汎用のポリゴンデータやRhinoceros、SolidWorks等のデータにも対応できる。

また、CGデザイナー小坂徹氏(StudioEggMan Inc.)がHayabusaで製作したムービーが、AMDブースでも上映される予定。TJCブースでは、リアルタイムデザインレビューシステム「RhinoAR”!(リノア)」も展示される。

Rhinoのプラグインで、Webカメラなどで現実のイメージをRhinoのビュー上に取り込み、いわゆる「拡張現実」化ができる。