加Miranda Technologies (ミランダ)は、9月8日よりオランダ・アムステルダムで開催されるヨーロッパ最大の放送機器展IBC2011にて、スタンドアロンタイプのクワッドスプリット・マルチビューワ「Kaleido-XQUAD」を初展示する(ミランダ社ブース、ホール8、スタンドD41)。
複雑な設定を必要とせず、今までのカレイドマルチビューワファミリーの中では一番コンパクトで、ライブプロダクション向け監視・ビューワシステムだという。現行にあるカレイドマルチビューワ製品と同じソフトウェアで駆動し、独自クラスター技術により複数のマルチビューワを統合させてモニター規模を拡張しながらも、ひとつのシステムとして制御することができる。
同社のNVISIONや他社メーカーのルーター、およびスイッチャーとの連携運用により、無制限の入力数と多数の分割出力のマルチビューワを構築することが可能だ。Kaleido-XQUAD には4系統の3Gbps/ HD入力、1系統のDMI/HD-SDI出力を実装する「Kaleido-XQUAD」と、その倍の入出力系統を実装する「Kaleido-XQUAD-DUAL」の2モデルが用意されている。両モデルとも1RUのシャーシサイズ。