報道やスポーツ放送向けリアルタイム3D技術を持つVizrt社はIBC2011にて、新しいリアルタイム3Dアニメーションのマッピング生成システム「Viz MapBox 3D」を発表する(ホール2. A31)。
Viz MapBox 3Dは、Vizrtのグラフィックスプロダクションのワークフローの一環として、HD/SD報道、スポーツや天気予報の放送で地形的な3D地図のアニメーションをリアルタイムに生成できるオールインワンのシステム。Viz worldマップ生成サーバ、アーティスト・アニメーションソフトウェア、Viz Trioライブグラフィックス生成システム、マップビルダーのプラグインが組み込まれており、またマイクロソフトのVirtual Earth、Bartholomew global mapデータベースにアクセスできるようになっている。
テンプレートベースで、バーチャルカメラとライティング設定などフル3D環境で簡単にマップを生成しオンエアできる。最新の処理エンジンにより、既存の2Dマップ生成システム「Viz Curious Maps」よりも8倍以上の速度でマップ生成ができる。また、Viz Curious MapsはViz MapBox 3Dにアップグレードすることが可能。