リーダー電子株式会社は、来る2011年11月16日(水)から18日(金)に千葉・幕張メッセにて開催される国内最大の放送機器展「Inter BEE 2011」の出展概要を発表した。

同社ブース(ホール5/ブースNo.5312)では、HDMI対応波形モニタ、ラウドネス測定、3D映像制作用計測ソリューションなどを出展するほか、新サービスとして注目されているISDB-TmmやIPTV関連の計測器も紹介する予定だ。詳細は以下のとおり。

以下、同社リリースより引用

●17 インチカラー液晶波形モニターLV 5980 NEW
LV 5980 は、17inch TFT カラー液晶搭載の波形モニターです。最大4 つのSDI 信号を同時監視できるウエーブフォームモニターで、複数台設置されたカメラ出力のレベル調整用に機能を特化しており、ビデオ信号波形表示、ベクトル表示、ピクチャー表示において、複数の入力信号を重ねて表示したり並べて表示したりすることができます。 さらにエンベデッドオーディオのレベル計表示や伝送エラーを警告するエラー表示、ビデオ信号のピークレベルを5 本のバーであらわす5 バー表示など、充実した機能を備えています。もちろん、話題の3D 映像に対応する「3D ASSIST」や、画面内の明るさの分布を一目で確認できる、特許技術「シネゾーン」も搭載します。

●HDMI 信号対応波形モニターLV5382 NEW
LV5382 は、HDMI 信号のフレームパッキングやサイドバイサイド、トップアンドボトムに対応しており、3D コンテンツに好適です。また、HDMI 出力端子からは、HDMI 入力信号のアクティブスルー出力のほか、SDI 信号をHDMI に変換して出力することもできます。 もちろんビデオ波形モニターの基本機能であります、HD-SDI の2 入力同時表示機能、波形表示、ベクトル表示、ピクチャー表示において、複数の入力信号を重ねて表示したり並べて表示ができます。 さらにエンベデッドオーディオのレベル計表示や伝送エラーを警告するエラー表示、ビデオ信号のピークレベルを5 本のバーであらわす5 バー表示、特許技術「シネゾーン」表示など充実した機能を備えています。

●3D 映像測定ソリューション
3D アシストスタジオは、3D 作品の制作や製品作りの現場において、立体視効果を評価、シミュレーションするためのソフトウエアです。3D 映像が見やすく心地良い映像になっているか、人体に有害な映像になっていないかなどを評価、シミュレーションすることができます。また、マルチSDI モニターシリーズで3D 映像の監視をする3D アシスト表示機能も合わせて紹介します。

●3G-SDI 対応ローコスト波形モニターLV 5770 NEW
マルチモニターLV 5770 は、用途に合わせてカスタマイズできるマルチモニターです。3G-SDI をはじめHD-SDI やSD-SDI、デュアルリンクなどフルフォーマットに対応しながらローコストを実現しました。さらにSDI 信号の監視用にPIC モニター出力も装備しています。

●ラウドネス測定ソリューション
マルチSDI モニターやマルチSDI ラスタライザにて、長時間グラフ表示できる「ラウドネス表示」機能に加えて「サラウンド表示」機能および、映像信号と音声信号のずれを測定する「リップシンク測定システム」も紹介します。

●ISDB-Tmm 関連NEW
LG 3810 のオプションLG 38SER06 は、携帯機器向けマルチメディア放送規格ISDB-Tmm方式に対応した信号発生器です。マルチメディア放送の伝送方法で定められたVHF-H の範囲で、セグメント単位のチャンネル設定が可能です。また、タイプA スーパーセグメント(13 セグメント形式)単独出力、タイプB スーパーセグメント(1 セグメント形式)単独出力、さらに13+1 セグメント出力(タイプA スーパーセグメントにタイプB スーパーセグメントを付加)のRF 信号出力が可能な信号発生器を紹介します。

●ファブリックス社の放送用計測器の紹介
イギリスのPHABRIX 社の小型放送用計測器シリーズを紹介します。
特長は、3G-SDI、HD-SDI、SD-SDI 対応の映像信号発生部とピクチャー表示、波形表示、ベクトル表示、12ch オーディオレベル表示など16:9 カラー液晶表示部で構成されたオールインワンです。サイズ(WxHxD)は230x93x45mm の小型です。