米YouTubeは昨年からオリジナルコンテンツを増やしていくことに注力している。最近は、プロスケートボーダーのトニー・ホーク、スノーボーダーのシャウン・ホワイトやサーファーのケリー・スラターを主演させた、若手に向けたスポーツ関連の番組を相次いで開始している。
The Red Bull Channel:新しく13エピソードのアスリートスポーツ系のシリーズ番組が始まった。マウンテンバイカーのダニー・マッカスキル、スケートボーダーのライアン・シェクラー、アクションスポーツ専門のトラビス・パストラマ、サーファーのジェミー・オービエンといった業界セレブを揃え、彼らの競技や日常生活を綴ったもの。
RIDE:スケボーライフスタイルを紹介する24時間放映番組。視聴者は業界スターのトニー・ホークと一緒に、ほかのスケートボーダーセレブのジェミー・トーマス、ランス・カールなどの生活を身近に体験できるというもの。
Alli Sports: アクションスポーツのスター達の生活をデイリーで収録したものを公開している。
「世界的な大手プロデューサー達が制作した新番組はどれも、YouTubeのアクションスポーツファン達に歓迎されるに違いない」と、YouTubeのスポーツ担当部長のクロード・ルイバル氏は、L.A.Timesのインタビューに答えている。
グーグル傘下であるYouTubeは、クオリティの高いオリジナル映像コンテンツを生み出すために一億ドルを投入し、今、インターネットベースのケーブル業者になりつつある。
(山下香欧)