定額制オンライン動画サービス「Hulu」を提供するフールージャパンは5月17日、Hulu日本代表にバディ・マリーニ氏が就任したと発表した。

マリーニ氏は、米国のリーハイ大学をファイナンス専攻で卒業後、太陽神戸三井銀行の投資銀行部門にファイナンシャルアナリストとして就職。その後、UCLAアンダーソン・スクール・オブ・マネジメントにてエンターテインメント・マーケティングのMBAを取得。18年以上にわたり米国、日本、香港にてエンターテインメント、ニューメディア、IT業界でキャリアを積んできている。Hulu前はエイベックス・グループ・ホールディングスに在籍し、エイベックス・アジアにて映画事業開発および音楽事業の代表を務めていた。就任後、日本におけるHuluのビジネス戦略計画やオペレーション、コンテンツ獲得やディストリビューション拡大などに取り組んでいくという。

「Hulu」日本版は、2011年9月から開始。米国版とは異なる月額課金型のサービスを展開している。ネットレイティングスによると、「Hulu」日本版の訪問者数はサービス開始から着実に訪問者数を伸ばしており、7カ月で180万人に達したという国内主要なVODサービスと比較すると、3月時点でGyaO!、楽天ShowTimeに次ぐ訪問者規模になっている。

(山下香欧)