ヒビノ株式会社は、同社が取り扱うJBL COMMERCIALのミキサー、CSM-32とCSM-21を6月22日より販売するとアナウンスした。メーカー希望小売価格は3ch仕様のCSM-32が税込み94,500円、2ch仕様のCSM-21が税込み78,750円。

両機は、パワーアンプの前に設置することで、外部音源の追加、音楽ソースの切替、アナウンスの放送、音質/音量の制御、エリアによる音楽ソースの変更など、さまざまな機能を付加できる多機能ミキサー。

CSM-32は3ch、CSM-21は2chの音楽ソース用ステレオ入力を装備。ステレオ入力は、特定のチャンネルに信号が入ると他のチャンネルの出力を止め、終わると元のチャンネルの出力を再度開始する優先音源の設定が可能。

マイク入力は、アナウンス放送が始まると自動的に音楽ソースの音量が小さくなり、終了するとスムーズに元の音量に戻るダッキング機能を装備している。最小の出力レベルをあらかじめ設定できるため、操作ミスによるアナウンスの音量不足も防ぐことができる。

さらに、信号によって異なる音量の差を補正するレベルガード機能や、音量によって差が出る低域の再現性を補うオートウォームス機能も搭載している。