Marvel’s “The Avengers”still photo courtesy of Marvel Studios. TM & (c) 2012 Marvel & Subs.
今年のコンピューターアニメーション・フェスティバルの一環として開催されるプロダクションセッションには14セッションが揃い、ハリウッド最新映画作品のCG/VFX制作に関わった大手プロダクションから、作品に投入した最新技術について語られる。開催場所はすべてサウスホールK。
初日6日であれば、「ヒューゴ」の3Dと特殊効果のシネマコンバージェンスがPixomondoプロダクションより説明がある(9時から)。「アベンジャーズ」のVFX制作については、マーヴェルスタジオからVFX/ポストプロダクション担当の副社長Victoria Alonso女史を迎え、そしてILMとWetaから特殊効果総括者たちが、2社によるシームレスなワークフローやマーヴェルのヒーロー達を大スクリーンによみがえらせたCG制作の独自手法などを説明する(14時から)。
7日には、「スチール・リール」をデジタルドメインより(9時から)、「メン・イン・ブラック3」そして「アメージング・スパイダーマン」をソニーピクチャーズより(10時45分、14時から)、そのほかR&Hが25年間の映画製作の総論を語るセッションも開催される(15時45分から)。
8日には、「バトルシップ」をILMより(10時45分)、ドリームワークスより「長靴をはいた猫(Puss in Boots)」「マダガスカル3」「Rise of the Guardians(2012年冬公開予定)」「The Croods (2013年春公開予定)」の特殊効果監督達が揃ったパネルディスカッションも行われる(15時から)。
9日には、ディズニーアニメーションスタジオから「Paperman」のクリエイター達が揃い、制作プロジェクトのアート、デザイン、テクノロジーについてのパネルディスカッションが行われる(10時45分から)。
またWetaより4度のオスカー賞を受賞した特殊効果監督のJoe Letteri氏が登壇し、「アバター」から「ティンティンの冒険」までの特殊効果とライブアクションとの融合的制作の背景について語られるセッションも行われる(15時45分)。
(山下香欧)