米Google社が7月26日から本格始動をしている独自の超高速ファイバーサービス「Google Fiber」の仮加入世帯数が、サービス提供対象地域の30%を占めたことが同社の統計で明らかになった。現在、先行してサービス加入の申し込みを行っているのは、カンザス州とミズーリ州にまたがるカンザスシティである。

このサービスは一家庭だけでは受けられない。近隣住区で仮加入登録が多い地域ほど先にFTTHネットワーク工事を行ってもらえる仕組みとなっている。

Googleでは、世帯数5%~25%程度の仮加入登録数で工事が可能とみなしており、各地域によって加入世帯数の割合が違っている。同社のオンラインサイトでは登録数を追跡しており、自分の近隣住区の仮加入者数「fiberhoods」が閲覧できるようになっている。現在、カンザス州のカンザスシティで43地域、そしてミズーリ州のカンザスシティで67地域が既に工事が行えるだけの世帯数が揃っている。同社サイトのランキングでは、ミズーリ州のカンザスシティの4地域において、各地域にいる30%以上の家庭が仮加入登録を済ませている。カンザス州では、トップ2地域が30%以上となっている。(下図)

仮加入者数一覧

同社は同地域で既に定着しているタイムワーナーケーブルやAT&TのU-verse TVサービスに真っ向から対抗していく恰好となったが、仮加入者登録を募って5週間弱で既に100地域が工事を請けられるだけの加入者世帯数が揃った。同社では「Fiber Space Lounge」というプロモーションやカスタマーサポートのための施設やスペースを各地域に設けている。加入者を募るイベントや説明会を行っている施設では、スペースを利用したティラピス・ヨガなどのフィットネスやミニコンサート、ビジネスセミナーといったイベントも開催している。

Googleでは9月9日まで仮登録者を募集していく。期限後はfiberhoods数が多い地域から1ギガのFTTHネットワークを家庭まで引く工事を行っていく予定。

(山下香欧)