iStreamPlanetが主催するパネルディスカッション「Live Streaming of the 2012 Olympic Games to Connected Devices」が開催される。これはスポーツデイ・プログラム(Sports Day Program)の中の1セッションである。オリンピック放送権を持つ放送事業者たちが今回のオリンピックで、かつてないライブストリーミングへと放送分野を広げられた事例を紹介するセッションとなっている。

iStreamPlanet社はロンドンオリンピックだけでなく、2年前のバンクーバーオリンピックでも米NBCのライブストリーミングプラットフォームを手掛けている。同社の代表のMio Babic氏、Haivision社のチーフ・マーケティングのPeter Maag氏から、ライブストリーミングソリューション「Go-Live Package」を共同開発した経緯が語られる。このシステムは、夏季オリンピックにてアイルランドのRTEなどで採用された。

ヨーロッパ最大級のデータセンターを保有するInterxion社のデジタルメディア担当ディレクターJonathan Wood氏がパネルディスカッションに加わり、iStreamPlanetとHaivisionの2社とタイアップして、各放送局が行ったライブストリーミングをいかに費用対効果的に、そしてビューワーのデバイスへ最適なストリーミングを提供できたかなどを説明する。このセッションは9月8日、16時からフォーラム会場にて開催される。

(山下香欧)