10月17日だろうと噂されていたAppleの記者発表会の招待状は、現地時間10月16日に特定の報道関連者達の手元に届いた。「We’ve got a little more to show you(もうちょっと見せたいものがある)」と書かれており、新製品のお披露目をすることは確かである。

iPadの7インチモデル「iPad Mini」(仮称)の登場は、前々からあちこちで報道されている。それに引き続き、米オンライン情報サイト9to5mac.comでは、iPad MiniのSKUから24種類の組み合わせがある可能性を示唆している。SKUには、P101、P103、P105、P107がシリアルで並んでおり、次にコンパクト化されるだろう電源とストレージの組み合わせと色(A/B)が並んでいる。それによると、3種類のストレージ、4タイプ、それに色が2色(黒と白)で合計24種類と試算できる。また教育関係向けに10個パッケージもSKUから読み取れるという。

Sonny Dickson

米Gizmodoの最新ブログ記事によると、ディスプレイは7.85インチで、Retinaではなく酸化物半導体IGZOを、そしてA5プロセッサと512MバイトのRAMメモリを内蔵しているという。Wi-Fi接続専用と3Gネットワーク対応モデルのほか、LTE対応の可能性も高い。価格は250~350ドルと予測される。9to5mac.comのリサーチ担当者サニー・ディクソン氏は先週、TwitterにてiPad Miniの外姿を公開している。

発表会は10月23日の10時より、カリフォルニア・サンノゼ本社近くのカリフォルニアシアターで開催される。尚、米Cnetではリアルタイムでライブ報道を実施する。日本時間では23日の25時より(24日1時より)。


(山下香欧)